「記憶に残る風景」 #地元発見伝
地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝」
何の変哲も無い団地の中の小さな公園。
僕達の中での通称「ちび公」。
まだ何とか残っているようです。
毎日小学校の帰りに「ちび公集合ね!」と言って一旦家に帰り、玄関開けてカバンを置いたらすぐに公園へ走って行きました。
ケンカやケガして泣いたり、駄菓子を食べながらくだらないことで笑いあったり。
僕という人間形成に非常に重要な場所だったんだと思います。
もう引っ越してしまいましたが、以前この団地に行ったら子供たちの遊ぶスペースが駐車場に変わってしまっていました。
なんだか寂しい気持ちになりました。
駄菓子やさんも街からどんどん無くなっていく中、思うのは経済や社会を学ぶには駄菓子屋さんは非常に効果的だったと思います。
小さな金額で商品を買うことができたり、10円くらいで買えるカー消しゴムを集めては交換したり、当たり付きの飴にその日のお小遣いを注ぎ込むようなギャンブラーが出てきたり小さな社会がそこにはありました。
そういえば最近の公園でよく見かける光景は外でゲーム機を持って遊んでいる子供たちの姿。
公園にいても、空を見上げることもなく、ただ画面を見つめるのみ。
ゲーム機を否定する気はありませんがどうにかもっと生の体験を子供たちにさせてあげたい。
この公園には素晴らしい景観があるわけではないけれど、公園で走り回っている子供たちの姿はいつまでも残っていて欲しい景色です。
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